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私たちは奄美大島で育まれた絹文化を豊かな土壌とし、新しい絹の可能性に挑戦してきました。
そうして生まれたのがアーダンのシルクスキンケア製品です。
私たちの原点である奄美についてご紹介します。
 
明治維新を支えた、隠された至宝の島

薩摩藩はその軍事力により薩英戦争に勝ち、明治維新の原動力になったと言われています。
薩摩藩が強力な力を持ち得たのは、
当時支配していた奄美から生み出される黒糖や大島紬を独占販売して得た莫大な利益が源になりました。
明治維新という日本の新しい幕開けは、奄美の人々の苦労の上に実現したとも言えます。

 
世界に類を見ない至宝「大島紬」
 

本場奄美大島紬は、千年以上に及ぶ長い歴史の中で培われてきた伝統技法であり、
約30にも及ぶ工程を一年近くかけて作られる絹織物です。
世界に類を見ない絣(かすり)織りの至宝と言われ、
フランスのゴブラン織り、ペルシャ絨毯と並んで世界三大織物と称されます。

奄美大島での養蚕・絹織物の歴史は紀元前にまで及ぶという説もあり、 糸を撚る器具や織り目のついた土器などが見つかっています。 また、奈良東大寺や正倉院に「南国から褐色紬が献上された」との記録も残されています。


奄美諸島のみ製造を認められる
          「奄美黒糖焼酎」
 

奄美黒糖焼酎とは、サトウキビのしぼり汁を煮沸濃縮した黒糖を原料としており、黒糖の甘い香りとのど越しさわやかな食中酒です。 焼酎は約500年前に中国から沖縄へ渡来したと伝えられており、奄美へは16世紀半ば頃には製造技術もひそかに伝えられていたと推測されています。昭和28年に奄美群島が日本に復帰した際に特別措置として酒税法の通達により、米麹を併用することを条件として、 奄美群島にだけ黒糖焼酎の製造が認められました。